ZEHとは、ゼロ(Z)・エネルギー(E)ハウス(H)の頭文字をとり、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスと読みます。
高い断熱性能・省エネ設備機器・太陽光発電などの自宅で発電できる機器を組み合わせることで「1年間の一次エネルギーの消費量の収支がゼロ」となることを目指した住宅です。
- ▶一次エネルギーとは「石油・石炭・天然ガス等の化石燃料」「原子力の燃料であるウラン」「水力・太陽光・地熱の自然エネルギー」等、自然から直接得られるエネルギーをいいます。
背景としては東日本大震災後、原子力発電が停止したため電力供給が非常に不足しました。
また原子力発電を除いてエネルギーの自給率が低く、そのほとんどを輸入に頼っている日本では価格の不安定化などを受けて、それぞれの家庭における省エネルギーの重要性が再認識されました。
さらに2015年のCOP21会議において「日本は2030年までに2013年と比べてGDP(国内総生産)あたりのCO2排出量を26%削減する」ことを約束しました。その一つがZEHであり、国土交通省・経済産業省・環境省と三省が連携して取り組んでいて、2018年7月に閣議決定された「第5次エネルギー基本計画」に於いて「ZEHの実現を2020年には標準的な新築住宅の50%、2030年には新築住宅の平均化」を目指している国の政策です。
ZEHの条件「断熱性能」「省エネ性能」「創エネ性能」
経済産業省 資源エネルギー庁「省エネポータルサイト」より
断熱性能 | ||
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省エネ性能 | ||
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創エネ性能 | ||
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『地球環境にやさしい快適な住宅・・・ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とゼロ・エネルギー実現のためのHEMS(ホーム エネルギー マネジメント システム)』