地震対策するためには、「耐震」「免震」「制震」の3つがあります。
耐震とは
建物の構造体そのものを強くし、地震の揺れに耐えようとする(倒壊しないようにする)ことです。
代表的な例
・耐力壁
・筋交い があります。
耐震は、建築基準法により一定の基準を保つことを厳しく義務づけられているのが他の2つ「免震」「制震」と大きく異なる部分です。
メリット
１．コストが安い
免震・制震に比べてコストが安いことは一番のメリットです。
新築の場合、建築基準法による耐震基準をクリアしています。
そのため、特に追加費用はかからず、耐震の家となっています。
余裕が有れば、耐震等級２や３などを検討するのもオススメです。
２．工期が短い
免震・制震の場合、特殊な工事が必要となる構造ですが、
耐震の場合はそのような特殊な工事を必要としないため、その分工期も短くなります。
３．設計が自由
免震の場合、免震装置を設置する為のスペースが必要となり、設計段階から免震構造を考慮する必要がありますし、制震の場合も、最近では小型のものも出て来て、制震ダンパーの種類によっては間取りに制限が無くなった物もありますが、モノによっては設置に伴い、間取りに制限が出て来てしまいます。
４．耐震等級による地震保険の割引がある
地震保険では、耐震等級に応じて保険料の割引制度が有ります。
しかし、耐震等級3相当など、認定機関による審査を受けていない場合、地震保険の割引を受ける事は出来ませんので注意しましょう。
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