地震の被害から家族を守る家の構造「耐震」「制震」「免震」

こんにちは。浅井です。
一昨日(10月7日)の地震に恐怖を感じた方は少なくないと思いますが、皆さま、お怪我などはされませんでしたでしょうか。これから家の建築を考えると「地震に強い家」「地震から家族を守れる家」を建てたいと考えますが、今日は地震のエネルギーの被害を軽くする「家の構造」についてお話しします。

地震のエネルギーの被害に対する家の構造には
1.耐震構造
2.制震構造
3.免震構造
があります。

1.耐震構造=揺れに耐える
耐力壁(強化した壁)や太くて丈夫な柱や梁(はり)、筋交いや金物で補強をして地震に耐えられる強度で作られています。現在の新耐震基準では、震度6強から震度7程度の地震に対しても建物の主要構造部分(基礎・屋根・壁・柱)の倒壊や損壊で、人が下敷きになって命を落とすことが無いことを目標とした強度とされています。
地震のエネルギーが直接建物に伝わるため、家具などの転倒・損傷は受けやすいため、転倒防止などの対策は施しましょう。

2.制震構造=揺れを吸収する
建物に制振装置を設置して、地震のエネルギーを吸収し建物に粘りを持たせ、地震による振動を抑えて建物の倒壊を防ぎます。
耐震構造+制震構造とすること(組み合わせる)ことにより、さらに強固になります。

3.免震構造=揺れを伝えない
積層ゴムなどの装置を建物と地面の間に入れることにより、建物と地面が絶縁して建物自体の揺れを抑えます。結果として家具の転倒も少なくすることができるため室内の被害も減少します。地震時の揺れを通常の5分の1から10分の1まで減少することができるといわれています。

各ハウスメーカーでは地震に強い家を建てるため常に研究・開発が行われ、さらに地震による大規模災害が起こるたびに、より強固な構造の家が開発されています。モデルハウスには地震のエネルギーの影響を減少するために開発された部材やダンパーなども展示されているので、各ハウスメーカーの耐震性に関する取り組みや説明もわかりやすと思います(^^♪

※当店のコロナウイルス対策
●面談は完全予約制です。
同一時間お客様1組にスタッフ1名で対応致します。
●面談後は机・椅子・文具等の消毒をしております。
●密閉空間にならないよう換気を行います。
●スタッフは全員マスク着用でご対応致します。