平屋建て「空き巣に嫌われる家」とは?

こんにちは。浅井です。
前回は「平屋建てのメリット・デメリット」についてお話いたしましたが、本日はデメリットの解消法の一つとして「防犯対策」についてお話ししますね。

警視庁生活安全総務課の発表によると「住宅対象侵入窃盗の侵入口」は主に窓や出入り口です。道路に面してドアや大きな窓のある平屋は空き巣の入りやすい家となってしまいます。
空き巣は~侵入に5分以上かかると判断した場合、侵入をあきらめる~といわれていますが「空き巣に嫌われる家」を建てることが「防犯対策のはじめの一歩」となります。

空き巣に嫌われる家
~その1~
侵入口として1番多い窓の徹底した防犯対策
①人を感知するとライトが点灯するセンサーライトを窓や出入り口に設置する
②窓や出入り口に防犯カメラを設置する
③フィルムを挟んだ2重窓にすることによって、錠や補助鍵も窓2枚分になるため貫通に時間がかかる
④窓ガラスにハズレ止めの取付
⑤人が通れない幅の縦長の窓にする
⑥防犯対策がなされ「侵入しにくい」と思わせる格子付きの窓にする
⑦シャッターを取付ける

~その2~
死角をつくらない
①家を取り囲むような高い塀、生い茂った植栽や生垣、ベランダに置いた物など空き巣が身を隠せる環境をつくらない

~その3~
音や電灯、セキュリティー会社を防犯対策に取り入れる
①空き巣は侵入した際、自らの気配を消そうとするため家の敷地内に音が出るように防犯砂利を敷く←空き巣は大嫌い
②ドアや窓が開けられると、離れた場所でも音と光で知らせてくれるドアアラームを取付ける
③夜間、真っ暗になると空き巣の姿が目立たないため、門灯(常夜灯)を点灯する
③セキュリティー会社と契約し、警備を依頼する

各ハウスメーカーでも防犯対策の施された家の建築に力を注いでいますが、おうちを建てる設計の段階で納得のいく防犯対策になっているか十分に検討しましょう。

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