こんなはずじゃなかった(≧ロ≦) 家づくり失敗談からの解決策~その1 お金編~

こんにちは。浅井です。
待ちに待ったマイホーム!!住んでから気が付く失敗談も多いもの。そんな失敗談からどうすれば良かったのか考えてみましょう。
「その1 お金編」「その2 ハウスメーカー選び」「その3 土地選び」「その4 間取り」「その5 外構」について
5回にわたって、お届けします。

ここ「お金編」では、建築価格について・住宅ローン・住宅取得資金の贈与の取り扱いなど総じて【資金計画】の様々な失敗談がありますが、資金計画をたてるうえで絶対に外してはいけないポイントについてお話ししますね。

「困った・・・」
住宅購入後の月々の住宅ローンの返済額と現在の家賃がほぼ同額だし、住宅ローン控除で所得税が引かれるし、固定資産税も軽減の特例があるから返済は楽勝だと思った。でも気がついたら所得税もあがって固定資産税も上がってローンの返済が苦しい。このままでは子どもの教育資金、自分たちの老後資金も心配・・・家のメンテナンス費用も貯められない。

「どうしたら良かった?」
資金計画というと、現在の収入・現在の支出だけを計算し「大丈夫!!」と思っている方も少なくありません。その時点で大失敗なのです。((+_+))
なぜなら、住宅ローン控除期間中は子供が成長し、食費や光熱費などの生活費、教育費の支出が増え続けるのが一般的です。
さらに固定資産税の軽減の特例は新築住宅では3年間(住宅の仕様によっては5年間)にわたり建物の固定資産税が1/2となります。
住宅ローン減税においては10年間(契約時期により13年間)、年末のローン残高の1%が所得税から控除され、控除しきれない分は翌年の住民税から控除されます。←ココ落とし穴です。
つまり新築住宅購入から4年目には建物の固定資産税がそれまでのおよそ倍になり、11年目(14年目)には所得税は大きく増え、住民税も所得税に応じてこちらも大きく増えるということになります。
資金計画をたてるときに、ここのところを十分考慮しておくことが資金計画の上で一番のポイントとなるのです。
固定資産税の減税分、住宅ローン減税はないものとして資金計画をたてていれば先々困ることは少なく、減税分は将来の家のメンテナンス費用として貯蓄にまわす等の計画をたてておくと安心です。
住宅購入は「人生で一番高いお買物です!!」
住宅購入に特化したファイナンシャルプランナーにファイナンシャルプランニングをしてもらい、住宅購入から老後までの家計の収支の流れを数値化することが資金計画の成功とつながります(^^)/

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