こんなはずじゃなかった(≧ロ≦) 家づくり失敗談からの解決策~その5 外構~

こんにちは。浅井です。
街を歩いていると様々な住宅を目にします。重厚な雰囲気を醸し出している住宅やカジュアルだけどとてもモダンな住宅etc.
その雰囲気を醸し出しているのが建物のデザインと共に「外構」です。
外構とは、ウッドデッキ・植栽・外灯・門扉・ポスト・フェンス・カーポート等、家の外側を構成する構造物をいい、いくつもの構造物がエクステリア(家の外側の空間)を構成しているといえます。
今日は「外構」の失敗談についてお話しします。

雑誌やテレビで紹介されているような、きれいにガーデニングされた庭を眺めながらウッドデッキで夫婦で語らったり、家族でブランチを楽しんだり、そんな生活に憧れますね。おしゃれな植栽やウッドデッキは大変評判な設備です。が「やめとけばよかった!!」となる設備でもあります。まず、植栽をきれいに保つためには、手入れが必要になります。落ちた花びらや落ち葉が原因でご近所トラブルに発展してしまうことも珍しくありません。またウッドデッキもダイニングテーブルを置けるくらいのスペースが確保できれば良いですが、スペースが狭く、くつろぎの場とは反対にデッドスペースと化してしまうことも考えられます。その他、予算の問題で門扉やフェンスを取付けなかったために、いざ住んでから不法侵入やプライバシー保護の観点からつけておけばよかったと後悔することもあります。また、家の外に立水栓をつけなかったために庭の水まきが大変になった・散歩から帰ったペットの足をすぐに洗えなくて不便といった問題や、立水栓は設置したもののガレージのそばに散水栓をつけなかったために洗車のたびに苦労したなどの問題もでてきます。家の建築中に夜間の様子を見に行くことは少ないかと思いますが、住んでみたら出入口の夜間照明が思いのほか暗く、セキュリティー面が心配という声も多いものです。その他にも、家の外にコンセントがあればよかった・ベランダ以外にも洗濯物を干せるスペースを確保すればよかったetc.様々な声が聞かれますが・・・

子供の成長・夫婦の老後を十分に考慮して失敗したくない外構があります。
その1 駐車(駐輪)スペース=将来を考慮して広さとスペースに余裕をもって確保する
・設計では広さ的に大丈夫といわれたが、実際には駐車・発車がしずらい。
・家族構成が変わり車のサイズが大きくしたいが、車の大きさに対して駐車スペースが狭い
・車2台は駐車できるが、縦にしか駐車できず後ろの車を使いたいときに大変
・子供が小学生になり1人1台自転車が必要になったが、駐輪スペースが足りない

その2 玄関アプローチの階段=手すりやスロープを設置しておく(高齢になった時の生活を十分想像する)
・高齢者の階段での転倒が多い→骨折→歩けなくなる危険性
・高齢になってから階段のアプローチでは外出もままならない→外出のたびに介助の必要が生じる

住みにくいと思って取付けたウッドデッキを外したり、足りないと思ったところを後付けでリフォームをすると、そのたびに費用がかかってしまいます。日常の生活や将来のことを十分に考えて外構を考えることが住みやすい家を造るうえでとても重要ですね(^^♪

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