おウチを建てたいと思ったときに知っておこう🏡「住宅ローン金利の種類」

こんにちは。浅井です。
ほとんどの方が住宅ローンを組んでおうちを建てると思いますが、今日は住宅ローンの3種類の金利についてお話ししますね。

1.半年ごとに金利が変わる変動金利
半年ごとに金利が見直されますが、返済額は5年間変わりません。5年毎に返済額が調整されます(金融機関によってはこの限りではありません)。ただしどんなに返済額が上がったとしても125パーセント以内に収めるというルールがあり、これを超えた返済額になることはありません。金利が大幅に上昇した場合、返済額の中で利息が払いきれずに未払い利息となり翌月に持ち越されますが、それが最終返済月まで繰り越された場合は、払いきれなかった元金と未払い利息を一括して返済することになります。低金利の時は元金を多く返済することができますが、金利上昇の局面では金利の返済の比重が大きくなり、返済額も大きくなっていきます。返済額を増やさぬようには金利上昇のタイミングで「返済額軽減型」繰り上げ返済をして元金を減らすことが返済額の上昇を抑えるポイントとなります。

2.一定期間金利が変わらない「固定期間選択型」
基の形は型は変動金利ですが、2年・3年・5年・7年・10年など一定期間金利を固定にする金利タイプです(金融機関によって固定期間は異なります)。固定期間終了後は変動金利となりますが、期間終了前に金融機関に申し出ることによって、再度、固定金利選択型を選ぶことができます。注意点としては固定期間終了時に金利が大幅に上昇している場合は、返済額も大きく上がりますので家計への圧迫が考えられます。固定期間終了時の子供の年齢や世帯収入の増収が見込めるかなど十分に考慮して検討することが重要になってきます。一定期間金利を固定させ、世帯収入の増収が見込まれる方や固定期間終了後の金利動向を見極めたい方にはお勧めです。

3.完済までずーっと金利が変わらない「全期間固定金利型」
住宅ローンの返済期間中、金利・返済額が変わりません。子供の教育資金や車の購入資金、住宅のメンテナンス費用など様々なライフイベントにかかる費用が掛かりますが、月々の返済額が固定されているため、住宅購入から老後までの資金計画が立てやすいことが、この金利タイプの最大のメリットといえるでしょう。
初回返済から最終返済まで同じ金利、同じ返済額で返済したい方にお勧めです。

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