注文住宅では常識の「地鎮祭」

こんにちは。浅井です。
いよいよ土地も決まり、建築スタートとなったときに行う神事があります。
それは「地鎮祭」。
言葉は聞いたことはあるけれど、どんなことをするの?と思う方も多いでしょう。
きょうは「地鎮祭」についてお話し致します。

地鎮祭を執り行う意味は?
1.新築することになった土地に住んでいる神様を祝い鎮めて、土地を利用させてもらうお許しを得ること。
2.建築工事の安全と家の繁栄をご祈願する。
3.工事中は何かとご近隣にご迷惑がかかることもあるので、このタイミングでご近隣へのご挨拶に伺います。

地鎮祭を執り行うタイミングは?
建築工事が始まる前に行います。
土地が決まり、工事請負契約も交わし工事日程が決まったら具体的に日取りを決めます。神事であることから「大安」「友引」「先勝」が良いとされ、時間帯は午前中が吉とされています。

誰が参加するの?
施主(家を建てる人)とご新居に住む家族がメインとなります。続いて施工会社・工事関係者、神職となります。

地鎮祭を執り行う依頼先は?
神社の神主さん、お寺のご僧侶に依頼しますが、ハウスメーカーから依頼し、準備することが一般的です。

準備するものと準備する人は?一般的には
祭壇を作る際に必要なものは、ハウスメーカーで準備します。
祭壇や儀式で必要なものは神主さんやご僧侶が準備します。
お米やお酒などのお供え物・塩などは施主が準備します。

かかる費用はどのくらい?
ハウスメーカー(施工会社)の予算計画書にはすでに予算が盛り込まれており、3万円~5万円が一般的です。

地鎮祭は絶対に執り行わなければいけないの?
そのようなことはありません。が、
地鎮祭は建築工事着行前に工事関係者が初めて一同に会する場でもあります。また、現場監督さんと一緒にご近隣の方々にご挨拶するタイミングでもありますので執り行うことが一般的とされています。
もし、簡素にしたいとか、宗教上の理由があり神職を依頼できない場合は施主とハウスメーカー(施工会社)等、工事関係者のみで執り行い、ご近隣にご挨拶に伺うなど、施主自身の希望をハウスメーカー(施工会社)に伝え、相談されるとよいでしょう。

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