こんにちは。浅井です。
皆さんは、ホームインスペクションという言葉を聞いたことがありますか?わかりやすく言うと「住宅診断」のことで、住宅の設計や施工に詳しい建築士などの専門家が、ホームインスペクターという資格を持って、住宅の不具合や欠陥・補修が必要な個所などを客観的に診断することです。
新築中は建ち上がる家へのワクワク感と同時に、
①住宅が完成して入居後に欠陥が見つかったらどうしよう。その場合、業者はきちんと対応してくれるだろうか?
②施工の仕方が正しいかどうかわからない。
③施工会社の説明は本当に正しいのだろうか?
④そもそも図面通りに施工されているのだろうか?
さまざまな不安や心配事などが頭をよぎります。
実際に新築施工中の現場で「筋交いが不足していて大きな地震で建物が傾く恐れがある」「サッシ周囲の防水不良があり、将来ここから侵入した雨水によって木を腐らせる恐れがある」「床下の見えないところがゴミだらけ」「断熱材が正しく貼られていないために隙間がある」等のミスが見つかった例もあります。
〈ホームインスペクションの新築工事中のチェックポイント〉
①基礎配筋=基礎の底盤を中心とした施工状況のチェック
②コンクリート打設=やり直しが困難な工程のため注意が必要
③土台敷き=コンクリートのジャンカ・クラックの有無の確認
④構造金物・耐力壁=耐震性に影響する重要なポイント
⑤外壁防水=防水の順序と範囲が重要(防水の状況チェック)
⑥壁・天井断熱材=すまいの快適性に大きく影響(断熱材の仕様・取付状況・隙間の有無)
⑦完成検査=建物や設備に不具合がないかチェック(施主検査に同席)
新築の基礎工事⇒建築途中⇒完成時にホームインスペクションをしておくと安心ですね。
※当店のコロナウイルス対策
●面談・勉強会は完全予約制です。
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