最近は住宅を建築したり、マンションを購入する女性が増えています。住宅ローンを融資する金融機関によって商品は異なりますが、働く女性向きローンが出されています。
商品の特徴としては、勤続年数や収入要件を通常よりも緩和して、その付加価値としてがんと診断されたら（悪性新生物）住宅ローン残高0円になるなどの医療保険や、お得な暮らしサービスがついたり、また、出産・育児・介護休暇期間中には女性向きローン限定の金利優遇や元金据置（金利負担だけ）の返済のみの特典がついていたりします。
女性限定の住宅ローンとして様々な特典がつきますが、商品性とは別に今後のライフプランとよく照らし合わせて検討していく必要があります。出産・育児・介護休暇期間中に金利だけの支払いは嬉しいことではありますが、その間の残高は減っていないということになります。
万が一、ライフスタイルが変わり職場を離れなければならない等、どのように対処したらよいか事前に検討しておきましょう。利用条件は申込可能年齢が50歳まで資金使途も、最寄り駅から徒歩圏内の新築・中古のマンションに限定されるなど、通常の住宅ローンと多少の違いもありますので、条件や商品内容をよく理解し、通常の住宅ローンと比較検討して選択するとよいでしょう。